鱒沢田植踊
遠野市宮守町下鱒沢地区に伝わる田植え踊り。踊組は世話人・囃方・踊手からなり、踊手は、種フクベ・ササラスリ・仲立ち(早乙女)・ガワ(唐団扇)旦那、道化役(納平・早助)がいる。囃方は太鼓・笛・唄上げで構成されている。
田植え踊り
いつ頃遠野に入ってきたかは明らかではありませんが、古くから農作物の豊作を祈り、収穫が振るわない年も農事を楽しく終えられるように念願するために踊られてきたものです。「種まき」や「苗取り」など、米を収穫するまでの作業や物語を踊りで表します。歌曲、舞い方ともに優雅で、笛、太鼓は明るい雰囲気です。
遠野市宮守町下鱒沢地区に伝わる田植え踊り。踊組は世話人・囃方・踊手からなり、踊手は、種フクベ・ササラスリ・仲立ち(早乙女)・ガワ(唐団扇)旦那、道化役(納平・早助)がいる。囃方は太鼓・笛・唄上げで構成されている。
遠野市上郷町平野原地区に伝わる田植え踊り。上郷町平野原地区に伝わる田植え踊り。弘化年間(1844~1848)、同地区に伝わったと言われている。田植踊りの一団を連中と呼び、世話人、大夫、笛吹き、中太鼓、唐団扇持ち、子踊りで編成される。
一人OK 地域性別不問 小中学生歓迎 年齢不問 親子歓迎
遠野市綾織町山口地区に伝わる田植え踊り。寛永(1624~)の初め頃に、水田耕作の技術が未熟だったので、思うような収穫がなく、楽しみながら農事を終えることを念願して導入されたのが始まりと言われている。踊りは旦那役、太夫、笛吹き、種ふくべ、仲太鼓(早乙女)、がわ(唐団扇)で構成されている。
遠野市松崎町松崎、光興寺地区に伝わる田植え踊り。中世のころ、遠野の領主であった阿曽沼氏が横田城を築城したことを祝って踊ったと伝わっており、市内の田植え踊りでは最古の伝承を持つ。明治から大正にかけて、小正月には遠野の町場に門つけに出ていたとも伝わる。